私は、女性ホルモン(エストロゲン)がどれほど”サプリ化”され、
社会全体で誤用されているのかを、初めて真正面から見た。
個人輸入代行のプレモン。
もっとも古いレビューは2014年。
そこから2026年まで蓄積された 465件のレビュー群 を読み込むと、
私たちが抱えている「女性ホルモン幻想」の深さが露わになってくる。
以下は、レビュー本文に書かれた当事者の自己申告(年齢が書かれた場合のみ)に基づく分類である。
原文のニュアンスを保つため、あえて粗く並べている。
■1 更年期難民としての女性たち
婦人科でうまくいかず、落ちていく女性たちの声が多い。
- 更年期症状がつらくて婦人科に行ったが、治療が合わなかった
- 通院がしんどくて脱落
- 医療費が重くて、自力でホルモンを摂り始めた
- HRT年齢制限にひっかかり、処方されなくなったため個人輸入へ
- 還暦を過ぎても更年期症状で苦しみ、プレモンに流れ着いた
- 60代、骨粗鬆症対策として服用
本来「医療のケア」にあるべき苦しみが、市場に転落している。
■2 美容目的の女性たち──「女性ホルモン=美」の幻想
レビューには「美容サプリ」として飲む人が非常に多い。
- 肌が綺麗になるらしいから始めた
- 胸が大きくなることを期待
- ほうれい線が薄くなった気がする
- 美肌・美髪を目指して
- 肌の乾燥対策に
- 肌のトーン改善・シミ対策に(?)
女性ホルモンの”化粧品化”である。
生理周期も凝固系も乳腺も肝臓も”美”の道具ではない。
■3 婦人科治療からの逸脱・自己投薬サイクル
医療の片隅で、危険な「自己HRT」が広がっている。
- トリキュラー服用中に生理が乱れ、プレモンを追加
- ミレーナ装着中なのに、エストロゲンを外から足す
- 黄体ホルモンと合わせて「自作の周期」を作る
- クロミッドと併用
- デュファストン10日間+プレモン
- スーシー(低用量ピル)と併用してHRT
- プレモン+別のエストロゲンを重ね飲み
- プロベラとセットで使用
- 不正出血に効いたので”常備薬”にしている
これは明確に 医療行為の代替・模倣 であり、
凝固・子宮内膜・乳腺のリスクが跳ね上がる。
■4 精神安定剤としてのエストロゲン化
レビューにはこう書かれる。
- 飲んでいる方が精神的に落ち着く
- 生理前のイライラ減少に
エストロゲンが”気分調整用ドラッグ”化している。
卵巣OSが精神系と密接につながっているがゆえに、
このルートは依存へ向かいやすい。
■5 薄毛対策としての女性ホルモン(男性)
男性レビューで最も多いのは「薄毛」。
- 育毛剤が効かなかったので、女性ホルモンへ
- SNSで見たので試した
- 10日目で髪が生えてきた
- 顔立ちが女性化するので注意
レビューを読む限り、
「薄毛」→「女性化の副作用」→「まあいいか」
という危うい順応が起きている。
■6 男性の「自分の身体への嫌悪」と女性ホルモン
男性側からはこんな書き込みもある。
- “短気な性格”に効くと聞いて飲み始めた
- 男性更年期だから
ここでも、
女性ホルモン=精神安定薬/性格改善薬 という誤解が成立している。
■7 MTFの危険な自己投与文化
プレモンレビューでは、MTFの自己投薬パターンがはっきり見える。
- アンドロキュアやマレフェと併用
- エストロゲンジェルとの併用
- 太ももやふくらはぎの激痛(→用量を減らしたら軽減)
特に「激痛」が出たレビューは、
深部静脈血栓の初期症状を思わせ、極めて危険である。
■8 驚くべき”サプリ化”・”日常化”
レビューの中には本気でこう書かれる。
- プレモンをサプリだと思って飲んでいた
- マーベロン(低用量ピル)と一緒に飲んだら出血が増えた
卵巣‐視床下部‐下垂体(HPO軸)を操作する薬を、
ミネラルサプリと同列で扱う世界が出現している。
■9 私の総括
私は基本的に低用量ピルユーザーだから、
ずっと低用量ピル界隈だけウォッチングしていた。
しかし今回、エストロゲン単体のレビュー465件を読み込んで、
そこには別の地獄が広がっていた。
女性も男性も、
更年期も美容も薄毛も、自作HRTも、
「女性ホルモンなら安全でしょ」という幻想を共通に抱いている。
女性ホルモンはサプリではない。
身体OSそのものだ。
“美”のためにいじると身体OSの深部を壊す。
“気分”のためにいじると精神系統を壊す。
“性別”のためにいじると凝固系が壊れる。
市場に委ねられた卵巣OSほど危険なものはない。
【補足(私)】
この記事は、一次資料(レビュー)を「そのまま引用して分類」することで、
現代の”女性ホルモン汚染”の姿を記録したもの。
分析はL3視点の構造的記述であり、
医学的アドバイスではなく社会構造の把握である。

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