(HPO-1)身体・生理・女性史
月経、妊娠、出産、避妊、中絶、更年期、女性ホルモン薬など、女性の身体に起きてきた出来事を、医学・制度・生活史から記録するカテゴリです。女性身体を象徴や物語へ回収せず、身体の事実と、そこに作用してきた医療・国家・社会の責任を読み解きます。
(HPO-1)身体・生理・女性史 「子宮破裂デマ」を否定すると、なぜ人は怒るのか|怪異を守るL2とHuman HPOのL3モデル|子宮破裂ネットロア④
「女児が性被害で子宮破裂・子宮全摘となった」というネットロアを否定すると、なぜ「性犯罪を疑うのか」「なぜそこまで否定する」と怒りが生まれるのか。30年続く流言とSNS上の反応を手がかりに、Human HPOのL1・L2・L3モデル、善意・共感・自己物語と事実認定の混線、AIが人間の物語へ滑る危険まで考察する。
(HPO-1)身体・生理・女性史 なぜ「女児の子宮破裂」都市伝説は30年も生き続けるのか|淫紋・プッシー・フェミニズムから読む子宮の民俗学|子宮破裂ネットロア③
なぜ「女児が性被害で子宮破裂・子宮全摘となり、将来子どもを産めなくなった」というネットロアは約30年も繰り返されるのか。解剖図による子宮の可視化、淫紋、ヒップホップのpussy、フェミニズムによる身体の奪還、Pussyhat、親が子の生殖可能性を大切にする民間身体観まで辿り、子宮へ過積載された意味を民俗学的に考察する。
(HPO-1)身体・生理・女性史 都市伝説「女児の性被害による子宮破裂」をネチネチ検討する|子宮破裂ネットロア②
「女児が公共トイレで性被害に遭い、子宮破裂・子宮全摘となり将来子どもを産めなくなった」という都市伝説を、子宮頸部・頸管・性交外傷・症例分布・現代医療・民俗学から検討する。なぜ膣裂傷ではなく子宮破裂なのか。かつての「貞操喪失」が担った女の不可逆な損失は、現代では子宮と生殖可能性へ移ったのか。性暴力を正しく憎み、被害者の未来を閉ざさないためのHuman HPO的検証。
(HPO-1)身体・生理・女性史 「女児がトイレで性被害に遭い子宮破裂」はなぜ繰り返されるのか|子宮破裂ネットロア①
「ショッピングセンターのトイレで女児が性暴力を受け、子宮破裂・全摘となり将来子どもを産めなくなった」。日本で数十年繰り返されるこの噂は、医学的事実とどこまで一致するのか。1997年鈴鹿市の流言、子宮破裂の医学、Reutersの8歳花嫁報道、SNS時代の児童性被害をたどり、なぜネット検索のたびに「証拠」が増えるのかをHuman HPO式に検証する。
HPO-1-02 リプロダクティブ・ライツ/ジャスティス史 女性の家がなかった|部落改善事業とフェミニズムが見落とした、女性生涯包括支援センター
(HPO-1)身体・生理・女性史 日本のフェミニズムは、なぜ「批判」から「配管」へ降りられなかったのか
日本のフェミニズムは、なぜ差別や権力の批判には強い一方、避妊・中絶・月経・女性支援の制度設計へ降りられなかったのか。母性保護、自立、国家介入、主体性をめぐる反復横跳びと、日本の左翼的な監査文化から考える。
(HPO-1)身体・生理・女性史 発生する身体と、その身体から勝手に始まってしまう社会
「妊娠する前の身体に戻りたい」という声を、覚悟不足や自己責任で裁いてよいのか。排卵・妊娠・中絶という期限付き身体から、女性の権利と社会の責任を考える。
(HPO-1)身体・生理・女性史 日本のリプロダクティブ・ジャスティスを、部落の生活改善史から見てみてください
日本のリプロダクティブ・ジャスティスを、同和改善事業、地域医療、母子保健、保育所要求、家族計画の歴史から問い直す。ブラック・フェミニズムの視点で、日本のフェミニズムと部落解放運動の断絶を考える。
(HPO-1)身体・生理・女性史 ジエノゲストを10年飲んでも説明なし?骨密度と婦人科パターナリズム
ジエノゲストを何年も服用しているのに、骨密度への影響や検査について「知らなかった」という女性が続出した。0.5mgと1mgの違い、長期運用の情報断裂、「不安を煽るな」という婦人科医療の善意型パターナリズムを考える。
(HPO-1)身体・生理・女性史 2014〜2021年型ポリコレ・フルデッキ|Twitterフェミニズムと名乗らなかった部落女性
2014〜2021年のTwitterでは、トーンポリシング、ガスライティング、マジョリティ特権、沈黙は加担などの語彙が飛び交った。表現の自由と緊急避妊薬市販薬化を女性の権利として求めたrurikoと多摩湖は、なぜフェミニズムとアンチフェミの両方から攻撃されたのか。名乗らなかった部落女性、在日コリアンをめぐる反レイシズム、韓流文化まで含めて旧Twitter言論史を振り返る。